クルマの燃費(電費)性能を向上させるうえで、空気抵抗を減らすことは非常に重要です。私たちは空気抵抗を減らし、運動性能を引き上げる上で大切な軽量化に貢献する、樹脂製のテールゲートや周辺部品の開発にも力を入れています。
テールゲート
金属から樹脂への置き換えにより、デザイン自由度の向上と軽量化を実現
樹脂の優位性である形状自由度の高さを活かし、金属ではできないシャープなデザインを再現できます。また、外装デザインにリアスポイラーの機能を統合することで、部品分割線の排除によるデザイン性向上と、締結部品数の削減によるコスト低減を実現しています。自動車安全技術、CASEの進展に備え、センサーやコミュニケーション機能等の付加機能を統合した開発にも取り組んでいます。当社オリジナルの内製樹脂材料に始まり、革新的な構造の実現に向け、幅広い工法の技術開発を継続し、今後も環境変化や市場動向、お客様ニーズへの対応を柔軟に織り込みながら提案と商品化を行っていきます。
リアスポイラー
多様な成形工法による軽量化と性能向上を実現
SMC(Sheet Molding Compound)成形・RTM(Resin Transfer Molding)成形・ブロー成形・射出成形など、ニーズに合わせた多様な成形工法を採用し、塗装までの一貫した生産により、軽量化と性能向上を実現しています。より軽く強いカーボン製のリアスポイラーは、量産スポーツカーなどに採用されています。