クルマの「顔」というべきフロントエンドにも、私たちの製品が数多く採用されています。目に見えるところだけではなく、普段は目に見えない箇所に至るまで、安全性やボディとの一体感、印象的なクルマの表情づくり、そして軽量化をはじめ環境性能の向上にこだわった製品開発を行っています。
バンパー
脱脂レス工法による塗装方法で環境対策を実現
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有機溶剤であるトリクロロエタンを使用しない脱脂レス工法をいち早く開発し、環境に優しい塗装方法で生産を行っています。レインフォースメントを含めたバンパーモジュールでの開発、生産が可能です。また、樹脂材料を内製化するタルクマスターバッチ製法を採用し、競争力のある効率的な生産が可能となりました。
ラジエターグリル
バイオポリカ(植物由来原料)採用による塗装レス化で高品質、低コストを実現
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塗装レスによるコスト低減に加えて、従来のピアノブラック塗装部品を超える深みのある色合い、高光沢で鏡面のような平滑感を再現しています。ラジエターグリルやスイッチパネルなどの外装、内装部品で多数の量産実績があります。再生可能な植物由来原料を用いた製品の創出により、循環型社会に貢献していくとともに、さらなる付加価値の向上により、環境性と意匠性をハイレベルで提供いたします。
シュラウドパネル
ガラス長繊維樹脂を活用し、部品のモジュール化と軽量化を実現
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ラジエーターを支える構造体を樹脂化することで、軽量化による自動車性能の向上と燃費改善を達成しています。また、空気抵抗の低減およびエンジン始動時にエンジン温度を効率的に上げる効果があるアクティブグリルシャッターの採用により、さらなる燃費改善に貢献しています。