ダイキョーニシカワは、2007年に二つの会社が一つになり誕生しました。2014年には東京証券取引所市場第一部(現プライム市場)に上場し、今年10周年の節目を迎えることができました。
これまで様々な困難に直面し、環境の変化の波に揉まれながらも、持続的成長を成し遂げてこられたのは、ステークホルダーの皆様からのご支援の賜物であると、厚く御礼申し上げます。
私たちは、多くの可能性を秘めた樹脂で自動車産業を中心に製品の機能向上を追求することにより、企業理念に掲げる「人・社会・地球を大切にする企業」でありたいと考えております。地球の将来を考え、サステナブルな社会を実現するため当社が担う使命は、自動車の軽量化やリサイクルしやすい樹脂製品の提供です。材料開発から生産まで一貫したプロセスを持つ強みを大いに活かしながら、社会のニーズに応え、お客様の期待を超える価値を提供してまいります。
将来を見据え「個性豊かな人材が、樹脂の可能性を追求し、グローバルで人・社会・地球に貢献しているエッセンシャルカンパニー」となることにコミットした長期ビジョン「Vision 2040」を策定いたしました。2040年におけるありたい姿を描き、2024年度から始まる4年間をStage1と位置づけた中期経営計画を公表しております。新技術の開発やカーボンニュートラルへの対応、さらには働き方改革などを継続的に進め、社員全員が明るく自信に満ち、未来に向かって元気にチャレンジできる企業風土をつくりながら、サステナブルな社会の実現に貢献してまいります。